メンタルケアケアの関係の資格は現在国家資格はない。

一般的に有名なのは臨床心理士であるが、これも国家資格ではない。

 

もしもあなたが、今から「メンタルケアのカウンセラー」ですと名乗るのは自由であり、

何ら法律的にも問題は無い。

ケアによって相談者が納得して元気になればメンタルケアは成立する。

 

 だから昔はカウンセラーなどいなかった。

家族や親類や地域社会がそれを担ってきた。

それが本当の人と人との関係であり絆である。

 

今は社会の大きな変革とともに人々の感性や考え方や環境が大きく変わり

人と人との関係は以前と同じようにいかなくなってしまった。

 

そこで、メンタルケアの基本的考え方や手法を教え、心の悩みを聴くメンタルケアの専門家を

育てる団体が数多く出てきたわけである。

以前私が勉強した時に、これでいいのかなぁと思うところがあって

書斎学ではなく現実社会に沿った悩みの対応の教育を主体とした講座を行うことにした。

 

実際にはケースバイケースの対応であるから、講義で全てを網羅することは出来ないかも知れないが、

少なくとも講義内容を応用することによってカウンセリングが成立するよう努力している。

 

メンタルケアは資格無しでも自由に看板は出せるのは事実であるが、ケアに対する自信が無いと

相談者から見ると不安につながり問題が残るリスクがある。

基本や応用を知っていることは自分にとっても相談者にとってもは大切なことである。

 

それらを理解してメンタルケアの勉強に臨んでほしいと思っている。