メンタルケアは、組織の中で掲げた、

スローガンだけで済むきれい事だけの世界ではない。

また、必要性は十分理解しているが、

結果を求めて一歩を踏み出すところもまだ少ない。

 

本来、経営者は、理想を見なくてはいけないが、

経費がかかって目に見えない物に対しては、

お金と時間を費やすことに目を向けない。

 

しかし、メンタル不調者による予測不可能な有形無形の、

想像以上の損失を被ったときに、

初めてメンタルケアの重要性とお金のバランスに気が付く時が来る。

結果的に、痛手の修復には、新たなお金と時間がかかる。

 

メンタルケアが後手にまわるということは、こういうところから来ている。