女性は幾つになっても本来最愛であるはずの夫には
嘘でもいいから常に自分のことを愛おしく思ってもらいたいものである。
車が大好きで500万もする最高車を買った御主人は、あまりにも大切過ぎて
自分で普段乗る車は安い小型車にしていた。
そんなに大切な車でも奥さんが乗るのは許していた。
でも4年目にして奥さんが追突事故を起こしてしまった。
幸いにも自分の車がへこんだだけで、相手の車の損傷も奥さんにもケガはなく大ごとにはならなかった。
取り合えず良かったはずなのだが、御主人は人が変わったように怒り続けた。
奥さんからしてみれば、まずは自分の身を案じ不幸中の幸いぐらいは言って欲しかった。
「自分と車とどっちが大切か」の奥さんの究極の質問に「車に決まっている」と言い切った御主人。
奥さんにとっては30年間の夫婦の糸がプツンと切れた。
一週間たった御主人はそんなことを言ったことも忘れて何事もなく普段通りにしている。
奥さんはどうしても許せる気持にならずに悶々としてストレスの谷底に落ちた。
私から言わさせてもらうと結論は簡単である。
男は幾つになっても子供なんです。
そこを理解して対応することで、自分の気持ちも救われるし
御主人のコントロールもうまくいくものなんです。
チョットやっかいですけど、そんなものなんです。