心療カウンセラーからみた子育について思うこと。

 

親は子どもに対して決して無関心ではないはずです。

でも、親の意向とは違う態度を子どもはするものです。

そのぶつかり合いは、子どもにとっても親にとっても、かなりのストレスとなります。

 

親子の関係は、意外と会話に落し穴があります。

お互いに分かってくれているだろう、又は分かっているだろうという期待感が先行して、会話を省略する傾向にあります。

その小さな積み重ねにより、親子の関係が崩れることが多くなっています。

 

会話は重要だと分かっていても、意外と親が一方的に話している場合が多いものです。

会話をしていても、親自身が主体になっていて、知らず知らずの内に親目線で話しをしてしまっています。

 

今迄のケアの事例からすると、子どもの心を聴く余裕がなく、親の過度な愛情と自己主張が強過ぎると、

子どもが大人になった時に、社会における人間関係に問題が生じてくることが多いです。

そうしたことも含めて、心療カウンセラー養成講座を行っています。