金融機関となると、全国に拠点があり、全体会議や研修となると会場準備や経費を考えるとなかなか

難しい面が出てくる。繁忙期はどこも同じなので、拠点を講師が回って歩くと言うことも難しい問題が出る。

 

金融機関に提案し行ったリーダー研修は、沖縄を含め6か所を同時に行うテレビ研修を、

業務終了後2時間×6回の計12時間のメンタルケアの基礎知識から、具体的な現場での問題対応までを

個々に抱える問題を聴きながら対応して行く実践スタイルのリーダー研修を行った。

この形式を拠点に合わせて何回か繰り返す。

 

リーダー自身も、自分に課せられた仕事を抱えながらの部下のモチベーション維持とメンタル不調者への

対応の日々であるから、かなりハードな状況に追い込まれている現実がある。

 

総務や人事や産業医とは違うカウンセラーの観点から、問題となっている案件の対応を、具体的に、

質問や話しに出た都度処理をしながら研修は、社員の意識に大きな救いの展開を投げかけることが出来た。

今迄、自分の中で抱えていた様々な問題で、リーダー自身がウツ状態に陥るケースもあり、

リーダーになりたくないと、拒否する社員もいたという現実。

 

心の専門家が、支えているという安心感に、社員の感想文はあふれていた。

テレビ会議の使い方も、リーダー研修には大きな効果があった。